2015年 5月の活動報告がLGNから届いています。詳細は、『LGN 救援活動』のページにあります。
4月25日の大地震による被害と損失:
2015年4月25日 マグニチュード7.6の大地震がゴルカ郡を震源地に発生しました。この大地震で多くの文化遺産、寺院、銅像、建造物などに甚大な被害を受けました。地震による被害は死者8676人、負傷者21952人、全壊家屋500717戸、一部損壊家屋269190戸です。
●地震によるAWCEF プロジェクトへの影響:
2015大地震はAWCEF支援プロジェクトの活動にも被害をもたらしました。ボランティア教師ミーティング、リーダーズクラブプログラムも、それぞれの月間ミーティングを開催することができず、コンピュータークラスは2015年5月18日まで中断していました。しかしコンピュータートレーニングは5月20日から再開されており、コンピュータークラスは問題なく進められる見込みです。
●地震によるAWCEF支援学生たちへの影響:
地震発生後、LGNスタッフのSumitraさんとYashodaさんはAWCEF支援女子学生たちについての情報収集をしました。LGNスタッフは地震後の学生たちの状況を記録しました。学生たちの家族はほとんど無事ではありましたが、75パーセントの学生たちの家は深刻なダメージを受け、そのほかの学生たちの家は被害を受けたものの修理をすれば使用が可能です。学生たちはシェルターのための防水シート、制服や学用品などが必要であると報告しています。
2015ネパール大地震ではネパール中の多くの人々が被災しました。もちろんその中にはAWCEFが支援するプロジェクトが行われているカブレパラチョーク郡も含まれており、学生たちは家を失い、制服、学用品なども失いました。大地震による大きな損害、損失にもかかわらず被災者たちは日常生活を取り戻すべく前に向かって歩み、新しい生活をスタートし始めています。
AWCEF支援学生たちへの今後の支援は被災状況を鑑み、必要に応じた形となっていかなくてはなりません。ラブグリーンネパールと奨学金を受けている学生たちはAWCEFからの支援に感謝しています。